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ちょっといっぷく

淡路島の植野工務店です。 建築・土木・不動産・竹炭  公共、神社仏閣から住宅まで幅広く手がけています。


by uenokoumuten
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伊弉諾神宮 中門の檜皮葺替工事①

伊弉諾神宮の中門屋根葺替工事を施工させていただきました。

屋根は檜の外樹皮を葺材として利用する「檜皮葺」です。
檜皮葺は、千数百年の長い伝統技術に裏打ちされて、日本独自に発達を遂げた屋根葺技術です。
 世界遺産に登録されている厳島神社の社殿群に代表される檜皮屋根は、優美で華麗な曲線美や軒の深い躍動感あふれる大屋根構造を可能にしました。檜皮葺は、古くは貴族の邸宅や社寺建築に多用されていましたが、今では京都御所の建物群や社寺等の伝統的な古建築に残されているのみです。国宝・重文などの檜皮葺建物の屋根は、檜皮の耐久年限とされる三十~四十年の周期で適時葺き替えられ、建物を風雨から守ってきました。檜は杉とともに日本を代表する固有の針葉樹で、耐久力があり、粘り強く狂いが少ない上、仕上がりは美しく、独特の芳香を持つ樹脂を含み、さらに腐食に強く、世界で最も優れた建築材として広く知られています。
檜皮葺は専門の「葺師」によって行われます。軒先の部分から始まり、軒付皮を旧規に倣い厚く積み上げて手斧切り仕上げの後、水切銅板や上目皮を張り、平皮を竹釘によって留めながら葺き上がっていきます。隅は雨水の滞留によって傷みやすいため、入念に施工されます。平葺が完了すると、棟に品軒を積み、箱棟を組み立てて屋根葺工程を完了します。
 檜皮葺や柿葺に使われる竹釘は、かつては真竹を用いて葺師自作のものが使われていましたが、今では専門職人によって製造され、素材も孟宗竹が多用されるようになっています。ちなみに檜皮葺に使用される竹釘は、一坪(三・三平方・)当たり平葺箇所で二千四百~三千本という膨大な量が必要されています。
 檜皮葺は優良な檜皮を調達する「原皮師」、膨大な留釘を製作する「竹釘師」、屋根を葺く「葺師」の三位一体のの伝統技術によって支えられています。
 【引用:公益社団法人 全国社寺等屋根工事技術保存協会】



既存の檜皮を撤去して傷んだ下地を張替えていきます。
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by uenokoumuten | 2017-09-22 12:00 | 家づくり